最近いそがしくて、みんなで遊ぶゲーム、主にテーブルトークRPGで
遊べておらず、とてもさみしい思いをしている僕なのですが
そんな僕にぴったりなゲームが登場したので、つい買ってしまいました。
というわけで、今回はこちらの「GUILD01」を紹介します。
これは先日3DSで発売されたソフトで、有名な方が手がけた
4本の短めに遊べるゲームが1本に収録されています。
今回はその中でも、「タクティクスオウガ」などを手がけた
松野泰己さんによる作品「クリムゾンシュラウド」を
主に紹介していこうかな、と思います。
●テーブルトークRPG「っぽい雰囲気」のゲームです
上のムービーのだいたい4分30秒ごろから「クリムゾンシュラウド」の
説明があるのですが、こちらはテキストアドベンチャーのようなテイストと
テーブルトークRPGのような、サイコロを振って行動の成否を決める
システムを取り入れた、正統派のファンタジーRPGです。
プレイヤーは、盗掘やモンスター盗伐を生業とする追跡者(チェイサー)の
青年・ジオークとなって、世界に初めて魔法をもたらしたという伝説の聖遺物
「クリムゾンシュラウド」をめぐる冒険を繰り広げます。
ゲームシステムは凄くシンプルで、移動方法はマップ移動式、指定した先に
さまざまなイベントが用意されているものです。イベントの内容によっては
「サイコロを振って出目が●●以上なら成功」みたいなサイコロを
取り入れたギミックも用意されています
ぶっちゃけ、テーブルトーク分は、サイコロを取り入れた判定と
全体的な雰囲気(フィギュアのような人物・モンスターグラフィック)くらいで
別に自由度が高いわけでもなく、あんまりテーブルトークという
ことばを鵜呑みにして期待すると、痛い目を見るかもしれません。
遊びごたえは凄くあります。さすが、いままでも歯ごたえのあるS・RPGを
手がけてきた松野さんの作品だけあって、いわゆる「ザコ戦」がほとんどない
つねに本気のバトルが展開します。そこら辺で遭うような敵でも
気を抜いたら、殺されてしまいかねないです。
戦闘では、コンボを繋げることでボーナスダイスをゲットして
得たボーナスダイスをダメージや命中に割り振り、パワーアップできます。
これはテーブルトークRPGというよりは、ちょっとしたシミュレーションぽい
感じですかね。みんなで協力してパーティ全体のリソースを稼ぐので。
これのせいで、戦闘はひとつひとつのコマンドを考えながら動いて
いかなければいけないので、なかなか大変です。楽しいですけどね!
結論としては、「クリムゾンシュラウド」は
・テーブルトークRPGが好き
・ちょっとダークな世界観のファンタジーが好き
・歯ごたえのあるゲームをやってみたい
という方にぴったりです。ストーリーはだいたい8時間もあれば
終わると思うんですが、おもしろかったですよ。
タクティクスオウガとかやっていた方なら、納得できるのではと。
ちなみに、GUILD01のほかのゲームは全然手を付けてないのですが
ほかはけっこう、さくっと遊べる系みたいですね。
でもなかなか奥深いみたいで、武器屋の親父となって自作の武器を
冒険者にレンタルする「レンタル武器屋deオマッセ」とか、
なかなかおもしろそうです。「解放少女」も、設定はとても好きです。
シーマンの人が作った「AEROPORTER」も、凄く楽しそうだし
なんというか、贅沢な1本だと思います。「GUILD02」にも期待しています!